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ビジョン達成に向けたカルチャー作りへ、行動規範と働き方・福利厚生を新たに

グローバルNo.1のAIプラットフォームを目指すAI inside。ビジョンに「AI inside X」を掲げ、「X = 様々な環境」に溶け込むAIを実装し、誰もが特別な意識をすることなくAIを使える、その恩恵を受けられる、といった社会を目指しています。

社内においても人事制度(評価や等級)のリニューアルなど、ビジョン実現に向け社内のマインドや仕組みを変えようと人事を中心としたチームが取り組んできました。今回は、この取り組みの一環として行動規範「Rules of Innovation」の刷新と福利厚生のアップデートの背景とその内容をご紹介します。

※内容は記事公開当時のものです。

行動規範「Rules of Innovation」の刷新

いまの私たちに相応しいものに刷新

「Rules of Innovation」(略してROI)とは、AI inside が世の中の社会課題をAIプラットフォームの力で解決してゆくために、どう行動すべきかについて書かれた行動規範です。従来のROIが制定された背景とその詳細はCEO渡久地がこちらでもお話ししていますが、2016年に当時の社員がまだリリース前の「DX Suite」を開発している時、全員の考えの方向性を統一した行動規範として作られました。その際に制定されたものが「User First」「Be Positive」「Stay Simple」の3つであり、私たちはこの価値観・考えを元にこれまでカルチャー作りや事業を推進してきました。

このROI制定から6年が経ち、当社がグローバルNo.1のAIプラットフォームになるための土台作りをしている中で、新しい挑戦や課題に向き合うことが増えてきました。この変化に合わせて、課題との向き合い方・考え方のベースである「Rules of Innovation」を現状のAI inside に相応しいものに見直すため、今回の刷新に踏み切りました。

刷新された7つの行動規範

今回の刷新により、従来あった3つに加えて新たに4つ追加され、合計7つの行動規範となりました。それぞれの意味を補足説明するリード文もリニューアルしており、当社の採用ページからもご覧頂けます。

User First
私たちはユーザの短期的・表面的な課題やニーズにのみ対処するのではなく、持続的なユーザ価値を最優先にした意思決定をします。

Think Big
私たちは従来の常識や慣例に捉われず、広い視野で深く考え、大胆な選択をします。

Stay Simple 
私たちは本質にフォーカスして真にやるべきことは何かを問い続け、シンプルさを追求します。

Get Making
私たちは評論家にならず、まず素早くカタチにしてから検証を重ねることで、正解にいち早くたどり着きます。

Respect & Trust
私たちは多様な価値観を尊重し、誠実でオープンな姿勢を持ちながらコミュニケーションを取り合うことで信頼を築きます。

Scale Beyond
私たちは現状の最適化ではなく並外れた成長を遂げる方法を追求し、ユーザやチームメイトと境界を越えて連携しながらより大きなインパクトを生み出します。

Be Positive
私たちは常により良い解決策を模索し、創意工夫と探求心を持って挑戦することで可能性を広げます。

また、Rules of Innovation の並び順にも意図があり、順を追って読み解くことでさらに深く行動規範が立ち現れます。

Rules of Innovation の相関図

まずユーザの持続的な価値向上を起点に行動すること(User First)を前提とし、具体的なアクションを起こす際は大きく大胆に考え(Think Big)、本質にフォーカスする(Stay Simple)マインドで、素早くアイディアをカタチにします(Get Making)。
ここで生み出したプロトタイプを相互尊重のコミュニケーション(Respect & Trust)によって磨き上げ、境界を超えて共創し、並外れた成長を遂げることを目指します(Scale Beyond)。
これら一連の行動はどんな時も可能性に目を向ける(Be Positive)マインドセットとともに実行されます。

この刷新された「Rules of Innovation」がAI inside で働くみなさんの新たな考え方の指標となります。また、ここに記載されていることは目指したいそれぞれの姿勢、作り上げていきたいAI inside のカルチャーです。役割の違うメンバー同士であっても、普段直接会う機会が少なくても、全員で同じ意識を持ち続けることで、同じ目的に進んで行くことができます。

アップデートした働き方・福利厚生パッケージ「LIFT!」

社員が働く上で安心できる土台づくりを

ビジョン達成のためのカルチャー作りとして、働き方や福利厚生もこの4月にアップデートされました。既存の福利厚生をベースに、新規施策・制度を追加しパッケージとしてリリースしました。これまで社員から寄せられていた働き方に関する声や、人事チームの「豊かな未来社会実現のために、社員が安心して働ける環境を用意したい」と言う思いがアップデートのきっかけとなりました。社員一人一人が仕事を通じた自己成長を実感することで会社の成長に繋がり、目指しているビジョンの実現にも通ずると考えています。

とはいえ、社員が「成長したい」「より大きな価値を創出したい」という願望があっても、働く上での将来や健康への不安があると成長どころではない、つまり、目指している未来社会の実現どころではなくなります。そこで、まずは何があっても安心して働ける環境、土台を用意するために「働き方・福利厚生パッケージ LIFT!」が誕生しました。パッケージ名となった「LIFT!」にも、現状に満足せず「常に自分のスタンダードを向上させて欲しい」という思いが込められており、「Learn」「Implement」「Flexible」「Tenderness」の頭文字をとって名付けました。

よりフレキシブルな働き方が実現できる環境に

「LIFT!」の詳細はこちらよりご覧頂けます。

「フレキシブルワークスタイル」や「ヘルスケアサポート」「ラーニングサポート」など、さまざまなカテゴリーで構成されたパッケージですが、ここでは新しい施策をいくつピックアップしてご紹介します。

⚫️おだ休(おだいじに休暇)
社員自身の療養以外にも、家族の看病・介護の休暇取得のために、通常の有給とは別で年間最大5日間取得できるようになりました。また、家族には血縁・姻戚関係のある人だけでなく、事実婚・同性パートナー・ペットも含みます。

⚫️Work From Anywhere
各個人にあった最も最適なワークスタイルを選択できるよう、日本国内であれば居住地に制限なしで勤務可能です。通勤交通費が15万円/月以内であれば、飛行機や新幹線での出社も可能です。

⚫️ジブツク(自分づくりサポート)
これまでにあった書籍購入制度をアップグレードした制度で、現在または将来の業務に繋がる「勉強・学習」の費用の半額を補助します。対象は書籍に限らず、研修受講、オンラインスクール、資格取得など幅広くあります。

上記以外で新しく追加された制度として「フレックスタイム制」「どこでも夏休み」「爆読」「Happy Wednesday!」もあります。
社内で「LIFT!」の詳細が周知された日には、利用希望者より利用方法や質問が寄せられるなど、早速好評を得ていました。

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2022年春、AI inside ではビジョン実現のためのカルチャー作りの一環として、行動規範「Rules of Innovation」と福利厚生の2点が新たになりました。今後も会社の成長や社会の変化に合わせてアップデートを続けていきます。


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