AI(人工知能)は生活を便利にしてくれるイメージが4割〜AIに関するイメージ調査〜
AIプラットフォームを提供するAI inside は、社会のさらなるAI活用の推進に向け、実態を調査すべく、調査会社を通じAI(人工知能)へのイメージ調査を実施しました。AIに関してどのようなイメージを持っているのか、AIはどのように理解されているのかを聞き、その結果をまとめました。
結果のサマリー
・AIは「生活を便利にしてくれる」という回答が37.5%、「これからの社会に必要なものだ」という回答は31.6%。
・AIに対し「高額なシステム投資・費用がかかるものだ」という回答が25.2%
・「特にイメージはない/わからない」との回答が21.2%
・AIに関し理解していることに関しては、「コンピューターが学習し、予測などを自動的に作り出すものである」という理解が42.9%
AIのイメージに関する調査結果
AIは「生活を便利にしてくれる」という回答が37.5%
「あなたは「AI(人工知能)」と聞いて、どのようなイメージを思い浮かべますか」(複数回答・選択肢あり)という質問に対し、AIは「生活を便利にしてくれる」という回答が37.5%。また、「これからの社会に必要なものだ」という回答は31.6%で、ポジティブな回答が比較的多い結果となりました。
また、「業務の自動化や効率化・DXを進めてくれるものだ」という回答は3番目に多く、DXにおいて実際に業務での利用が進んできていると考えられます。
MS&ADインターリスク総研株式会社が、2020年12月に実施した全国996人を対象にAI(人工知能)をテーマとするアンケート調査では、AIに対するイメージが3〜4年前に比べてポジティブになっているという結果を発表しました*。数年前に比べ、AIが身近なものになり、理解が深まっている上で、未来への期待を含めた期待がさらに込められていると考えられます。
*MS&ADインターリスク総研株式会社(2021年2月5日)「AI(人工知能)を活用したサービス等の受容度調査 現在のAIに対する消費者のイメージは3~4年前に比べてポジティブに」
AIに対し「高額なシステム投資・費用がかかるものだ」という回答が25.2%対して、同じ質問に対し、「高額なシステム投資・費用がかかるものだ」という回答は25.2%でした。AIを活用するためのシステム投資は高額な費用がかかる、AIが高い利便性を持つため高いのではないか、というイメージがあるようです。実際のシステム導入などに関する費用は、活用するAIサービスやベンダーによって異なるというのが現状です。
AIは高額なシステム投資・費用がかかるというイメージがある一方で、中には無料の範囲でAI活用ができるものや低価格でAIを活用することができるサービスもあり、AI inside の「DX Suite」や「Learning Center」もその一つです。
AIに対し「特にイメージはない/わからない」との回答が21.2%
また、「特にイメージはない/わからない」という回答も21.2%と、全選択肢の中では5番目に多いことがわかりました。特にイメージはない方やAIについてよくわからないという層も一定層存在しており、さらなるAIの啓蒙が必要になっています。
AI inside では、AI-OCRサービス「DX Suite」を通じて、AIによって業務課題を解決し、業務効率化を図ったユーザ様の事例をご紹介しています。今後も、AI活用やAIがもたらす価値についてお伝えしていきます。
AIの理解度に関する調査結果
AIは「コンピューターが学習し、予測などを自動的に作り出すものである」という理解が42.9%
「あなたが「AI(人工知能)」について知っていること、理解していることをお知らせください。」(複数回答・選択肢あり)という質問に関しては、「コンピューターが学習し、予測などを自動的に作り出すものである」という理解が42.9%で最多率の回答となりました。また、画像認識でもAIが活用されているという理解は29.2%という結果となり、AIの理解としては2番目に多い回答となりました。
ビックデータなどを活用した予測や画像認識に対する理解が比較的高いことがわかります。
対して、「知っている・理解していることはない」という回答が32.8%と、AIについてよくわからない状況にある人が比較的多いこともわかる結果となりました。
しかしながら、割合は比較的低いものの「個人でもAIを作ることは可能である」(9.9%)、「特別なプログラミングを必要としなくてもAIを作ることができる」(7.8%)という回答もあり、自らAIを作ることができると理解している方も1割弱いることがわかりました。
AI inside が提供するノーコードで高精度なAIモデル開発ができる「Learning Center」も、個人でもAIが作成でき、プログラミング不要なサービスです。自身や自部門の業務効率化などの目的のために、誰でも手軽にAI を作成し、利活用することができます。
さらなるAI の活用に向けて
AI inside は「世の中の人・物にAIを届け、豊かな未来社会に貢献する」というミッションのもと、AIが社会の隅々まで拡がった社会の実現を目指しています。
AI inside は、AI-OCRサービスの「DX Suite」 や、ノーコードで誰でも高精度なAIを作成できる「Learning Center」、あらゆるAIを動かす「AI inside Cube」などのサービスにより、誰もが手軽にAIを活用できるプラットフォームを提供しています。
これらのサービスの提供を通じて、AI 活用を普及させ、人々のAIに対する理解をより深めていけるよう啓蒙を行なっていきつつ、AI を誰もが作り・使える社会の実現にむけ、AI inside はさらなるAIプラットフォームの発展に向け邁進していきます。
<調査概要>
調査対象:株式会社ディーアンドエムに登録している20〜60歳の男女
調査集計期間:2021年4月
調査方法:インターネット上でのアンケート調査
有効回答数:2,000