グローバルNo.1のプロダクトへの成長を本気で考えているか?【CPO就任インタビュー】
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グローバルNo.1のプロダクトへの成長を本気で考えているか?【CPO就任インタビュー】

AI inside 公式note

2月10日にCEOの渡久地がCPO(Chief Product Officer)に就任したことを発表しました。今回はなぜCEOが自らCPOに就任することになったのか、狙いを聞きました。

代表取締役社長CEO兼CPO 渡久地択
2004年より人工知能の研究開発をはじめる。研究開発と同時にビジネス化・資金力強化を行い、2015年同社を創業。AI inside のサービス開発と技術・経営戦略を指揮している。

VoCに従ってユーザの全ての発言を大事にしてしまっていないか

ーCEOの役割に加えてCPOに就任した背景を教えてください。

既にCEOとして会社全体の様々な意思決定をしていますが、CPOも兼任することで、プロダクト開発の決定事項への立場を明確にするためです。明確にして、グローバルNo.1のAIプラットフォーム構築を強力に進めます。

ー自らCPOも兼務することにしたのはなぜですか?

プラットフォームへの変革をいち早く実現するためには、強いリーダーシップが必要です。そのためにもCEOの私自身がCPOに就任するのが良いと考えました。実は2021年10月頃からすでに「Learning Center」ではPdMとして動いてきました。今後は「DX Suite」も含め、すべてのプロダクトに関する方針決定を行います。

ーPdMとして関わり始めてどうでしたか?

PdMとして直接関わる以前も、当社としてはうまくやれていたと思います。ただ、フラストレーションはたくさんありましたよ。

そもそもプロダクト開発やイノベーションというのは、現状に対するフラストレーションが源泉になると思います。世の中をもっと良くしたいと思いですね。当社のミッションは、「世界中の人・物にAIを届け、豊かな未来社会に貢献する」です。ですから、その実現のため、世の中をよくできる製品を作る仕組みの一つとして、当社内のプロダクト開発の仕組みに手をつけようと思いました。

ー例えばどのようなことが気になりましたか?

具体的な例を一つあげると、VoC(Voice of Customer)の取り扱いについてですね。こういったものは、取得していくと、すぐに膨大になります。それをスプレッドシートにまとめて、それを大まかにカテゴライズして、優先順位をつけていくやり方をすると、失敗します。これは常識的に聞こえますが、絶対にやってはいけない、よくある間違いだと思います。優れたチームでも、気がつくとこうなりがちです。

就任してまずここを変えました。まず90%くらいのVoCについて検討外にして、10%について、より深く調査するか、開発リストに入れました。

考えるべきことは、それがユーザにとって良い体験であるかどうか、世の中に価値を与えられるかどうか、そういった意味でUser First であるかどうかです。ユーザの想像を超える価値を提供しなければなりません。そのためには、優先順位の前に、多くのやらないことを決めるべきです。

ープロダクトに関して変えたものはありますか?

これも一例ですが、大きく変えたものが、プライシングです。先日「Learning Center」の料金体系を月額課金から秒課金に変更しました。月額固定費で利用した月に支払うのではなく、学習と推論を行った時間の1秒単位で請求が発生する仕組みに変わっています。

これは、プロダクトを使用するタイミングを意識することなく、使ったら使った分だけをシンプルに実装した形で、わかりやすく・安く・簡単に使えるようユーザ体験を考えて変更しました。これによって使い方の多様性も確保できます。

目に見えないインフラやAIのアーキテクチャも、かなり改善しました。ただし、根幹の考え方としては、「機能を増やす=ボタンが増える」ではないことです。UIが複雑にならないように、高度な機能をバックグラウンドで自動化して組み込む、ユーザは気づかない内にUXがより良くなっている、そういったものも多いです。

これまでのプロダクトの進化は「進化」とは呼べない

ー「DX Suite」は、2017年 11月にリリースされて以来、多くの非定型帳票へ対応していますが、今後もさらに進化していくのでしょうか?

これまでのプロダクトの進化について言えば、まだまだ目指した進化の水準には程遠いものとなっています。リリースした当時は、AIとは何なのか、まだ社会的なイメージがついていなかったので、「DX Suite」もわかりやすくAI-OCRとして開発・提供してきました。

使われ方を見ると、入力業務をサポート・自動化する"ツール"になっています。それは我々が目指しているAIの使い方ではありません。これからプラットフォームとして大きな進化をします。

ーどのような使われ方を目指しているのでしょうか?

「世界中の人・物にAIを届け豊かな未来社会に貢献する」ミッションの通り、豊かな未来社会、つまり人類の進化のために使われることです。

今の世の中でよく言われるような業務効率化も課題解決になっていますが、現実には大きな社会課題が構造的問題としてさまざまに存在します。あらゆる人のクリエイティビティを持ってそれらの課題を解決し新たな価値創出につながる、そういった使われ方を目指しています。そこに耐えうるプラットフォームを我々は作らなければならないですね。

世の中を変えるグローバルNo.1のAIプラットフォームへ

ーグローバルNo.1は大きい目標に感じますがあえてそう掲げているのでしょうか?本当にできるのでしょうか?

できますよ。(笑)
他意はないです、文字通り。どうせ働くなら、人類の進化に貢献できる企業が良いと思いませんか?

ーいつか、CPOではなくなる日も来ますか?

ここまで読んでくださった方が、いつかCPOになるかもしれないですね。早く会いたいです。もう会っているかもしれないですね。
ただ、CPO一人だけで世界は変わりませんから、グローバルNo.1のチームになっていたいですね。


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